世界最速のインディアン

世界最速のインディアン。DVDでレンタル。
ちょっと昔の古き良き時代ってかんじのニュージーランドのおじいさん。インディアンと言う古いバイクで世界記録に挑戦するのが夢。心臓が悪いので思い切って借金までしてアメリカに渡ります。
昔の話なのですべてがのんびり。何だかフォレストガンプを思い出す。
じいさんの物応じしない性格もあって次から次へと味方を増やし(若干強引だが)、そしてなぜだかやたらモテながら、ついにボンネビルに到着。ここまでの道のりも見物。
めげない、諦めない、動じない。
あの振る舞いは見習いたい。
今でも最高速の大会が開催される聖地ボンネビル。夢舞台にじいさん男泣き。
パラシュートなどの安全装備一切なし、それどころかエントリーすらしていないと言うハプニング。当然門前払いですが、結局なんとかなり、出場。
コントロール失いそうになりながらも、排気で足を火傷しながらもフルスロットル。ついに夢を叶えます。
最後転倒し、満足げに目を閉じる。バカにされつつも遂にやりとげた漢の姿に涙が止まりません。
が、
場面は変わりニュージーランド、じいさんの隣の家の電話が鳴ります。
電話の相手は女性。悲しいお知らせだと思い込んでたら、突然じいさん登場。
紛らわしいぞクソジジイ!
映画の最後にでたテロップによると、このじいさん、この頃9開催ボンネビルの大会に参加、記録はいまだに破られていないそうです。
いやはや、久々に痛快な名作でした。

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