会社で購読している業界紙で日経ものづくりというのがあります。
webでもコラムなんかがよく載ってるのでたまに見るのですが、
今日のコラムが興味深かった。
感銘を受けたので要約を転載します。
日経ものづくり雑誌ブログ
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プラモデルの話から始まり、
「プラモデルは必ず色を塗らなければならないものになり、
高度な技法が尊ばれるものになり、やがてマニアのものに
なっていってしまいました。」
これに対し近年では
「ランナーにパーツが付いた状態のまま色を塗ってあるキットも増えてきました。
・・・ユーザーが最終的に欲しい「色つきモデル」を得るまでの工程を、
再び組み立て作業だけに絞り直す試みであるともいえます。」
との事。著者はこれを
「組み立てという簡単でおいしい工程だけを残した「寸止め」製品」
と呼びました。そしてプラモデルに限らず、こういったビジネスを実現させるとすれば、
「多品種少量生産の先端を行っている国、すなわち日本ではないか」
と続きます。
個人的にはDIYで何でもやりたい。自分でいろいろ試しながら。
自分専用だから欠点・弱点は無視してカツカツにセッティングしちゃう。
(おかげで人に貸しても使い物にならないけど)
他人から見たらデメリットだらけでも、本人が気にしなければそれでいい。
万人受けを狙わなければ、それを補って余りあるほどのメリットが待っている。
なんでも安く早く手に入る今だからこそ、万人向けの既製品ではなく、
自分専用のオリジナリティー溢れるスペシャルツールを。
プラモデルの箱に書いてあった、
「Ready To Assemble Plastic Model Kit」
著者はこう訳しました。
(あなたのために、一番おいしいところだけ残してあります)