アルコールストーブまとめ

アルコールストーブですが、なんだかんだでVer.3まで製作し、

ひとまず実用化できたのでまとめ。

材料:350 or 500mmアルミ缶。

(微妙にサイズが違うので同一銘柄で)

まずはアルミ缶をカット。この高さで一回の燃焼時間が決まります。

今回の目的は山でコーヒー沸かすかラーメン作るくらいなので30mm程度にした。

当然大きくすれば燃料が多く入って長時間燃えます。

本などで高さをあわせてカッターで傷をつけます。

貫通しなくても傷つけてから押すときれいに裂けていきます。2ヶ作ります。

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2ヶ作ったうち片方はそのまま、片方は中心部をくりぬきセンターホールを作ります。

また、円周上にバーナーホールを作ります。

バーナーホールは好みにもよりますが16~24ヶ位のことが多いようです。

穴径は1mm程度、ドリルがなければ画鋲や虫ピンであけても良いです。

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次に隔壁を作ります。これのおかげで蒸発したアルコールが加圧されて

バーナーホールから噴き出すのです。

この高さがほぼこのストーブの高さになります。30mmにしてみました。

1ヶ所切れ込みを入れ、写真のように組み合わせます。

切れ込みは、缶の底の溝にあうように調整します。

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燃料の通り道を3ヶ所程度忘れずに作っておきます。(隔壁の下側)

※この隔壁はサイズが大きすぎた失敗作です。高さに注意。

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上下の缶と隔壁を慎重に組み合わせます。

隔壁が間の溝にはまるよう注意し組み合わせます。

カッターで切るときに缶にしわが出来ているとうまく組み合わさらないので

別の缶の底でしごいたりして整えます。

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後は燃料を入れ、センターホールに火を近づけると点火します。

写真のサイズで30秒位で本燃焼、バーナーホールから火が出ます。

500mlの常温の水が5分くらいで沸騰、10分くらいで燃え尽きますので

山など寒いところではお湯沸かすのが精一杯かな?

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なお、アルコール燃料は昼間や明るい場所では火が見えない場合がありますので注意!

燃料は、ホームセンターやドラッグストアで売っている燃料用アルコールか、

高いけど消毒用エタノールです。

混ぜ物無しのエタノールは税金かかって高いですが非常時の消毒にも使えるうえ、

何なら飲めるので、防災用に良いかもしれません。

燃料用はメタノールで猛毒なので間違えないでください。

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