今年の目標は鈴鹿セブンマウンテン。雪どけを待っていよいよ3月28日アタック開始。今回は庵座の滝ルート→山頂→ハト峰コース。全く初めての山、かつピストンじゃないので慎重に。
登り口は朝明渓谷の朝明ヒュッテ駐車場。管理人さんが集金とルート確認に来てくれるので必要なら情報収集を。水洗トイレ有り。
駐車場から道路を渡れば庵座の滝(庵座谷)ルートと中尾根ルートの登山口。(登山届けのポストもここ)
登山道に入って30秒、いきなり何か居る!鈴鹿といえばニホンカモシカ、でもこいつは多分ノーマルの鹿。じっとこっちを見ていて逃げていかないので困った。鈴鹿山脈恐るべし。
しばらく歩いて中尾根ルートと分岐、砂防ダムを越えるといよいよ登山らしくなる。このルート、度々沢を渡渉するのだけれども、水が綺麗すぎて深さを見誤りがち。登山靴でも水没しかねないので注意。
沢沿いや木々の間を気持ちよく歩くこと1時間弱で名瀑、庵座の滝。その落差たるや40m!ロープを伝って滝壺まで降りられるんだけど、ここまで接近するとなかなかの大迫力。必見です。
この滝の右手が登山道なんだけど当然こっちも超急登。一気に高度を稼ぐ。フィックスロープもさっきまでただのトラロープだったのに太いザイルに変わってきた。
滝を越えてしばらく歩くと本日のハイライト!的な岩場の登り。ここもロープの力を借りてグングン登る。これは楽しい。
登り切るとついに釈迦ヶ岳山頂がみえる。それにしても尖ってるね!麓でセットしたコンパスもピタッと一致。
しばらく進むと中尾根ルートへの分岐が。遠回りだけど今日はここから中尾根ルートへ移動。
なぜならこんなトコ通るから。両方崖!これは行かねばなるまい!(実際歩くと実は広いんだけど。)
こんな地形だからまっすぐ立っていられないほど風が強いけれど展望は最高。御在所岳は山頂のドームまでくっきり。足元は落ちたら即死な感じだけど。
景色を楽しんでいると程なく山頂。四日市から伊勢湾まで一望できる。
ゆっくり休憩した後はハト峰ルートで下山。こちらはまだ雪がたっぷりだし空は真っ青だしでテンションマックス。
猫岳。この辺りからは今まで歩いてきた釈迦ヶ岳が一望できるし、周りの山も間近に迫る。まさに絶景。このルート、大当たりだ!
さらに進むとハト峰。なんでこうなったかは分からないけれどとにかく凄い風景。絶景。
ここを下るとハト峰峠。御在所への縦走路もここから。下から見上げるとますますすごいぞハト峰!
一旦御在所方面に進んで中峠から戻るルートもあるけれど、今回は谷ルートで直接戻る。疲れてきたところにこの岩ごろごろの谷道だけど、沢沿いなので疲れたら休憩し放題。
山頂から2時間弱で林道に出た。キャンプ場や公園の間を抜けると朝明ヒュッテの駐車場。休憩含めて5時間半くらいかな?次から次へとハイライトシーンの連続で飽きる暇もないルートでした。鈴
鹿セブンマウンテン1座目にして大当たりを引いた気がする。これは秋にも来てみよう。