朝から雨の予報ではあったけれど、せっかくなので伊吹山に向かう。9時前後には止みそうな感じだったので下道でのんびり。案の定、関ヶ原に入った辺りで雨も止んだのでそのままアタックすることに。いつもは観光案内所の登山者用駐車場に止めるのだけれども、今回は駐車場で声を掛けてきた、案内所向かいの民間駐車場に。半額の500円だ。あとおばちゃん面白いので次からここにしよう。滋賀県はもう関西弁なのね。
去年は一度も来なかったとはいえ毎年2回くらいづつ登っているので慣れたもの。登山口から1合目までの森の中とその先のスキー場の斜面がこの山の山場。いきなり急登なので体が慣れてなくて辛いのだ。
1合目からのスキー場の区間は斜面をまっすぐ登るのでなかなか辛い。でも高度も一気に上がるのでこの区間では振り向かないことをお勧めします。登り切って振り返ればこの絶景!
2合目からはようやく登山道らしくなってくる。体も温まりペースアップ。3合目直前の丘を回りこむと伊吹山の全貌が。ここで闘争本能を掻き立てられる人と心が折れる人に分かれるので見てて楽しい。
以前はこの3合目までゴンドラで来られたのだけど、今は運行していない。山頂前最後のトイレがあるので心配な人はココで。チップを忘れずに。
4~5合目は石や岩がゴロゴロしているところを登って行く。5合目にはベンチとまさかの自販機がある。高いけど記念に飲んでみてもいいかも。
おニューのGK69は履きなれたグランドキングなこともあり、足にピッタリフィット。快調そのものだ。
この先はひたすらつづら折れの道を登って行く。全く日除けがないので夏は大変だ。
6合目避難小屋。
7合目。まだちょっと早いけれど高山植物を観察しながら進む。
8合目。この先ちょっとした岩場が待っているので休憩して体力を回復させておく。
最後の岩場を越えれば9合目。この先はドライブウエイで来た観光客も居る山頂エリアだ。
なだらかな道を少し進めばいよいよ山頂。日本武尊の石像が迎えてくれる。
伊吹山は高山植物と花々で有名なのだ。見よ!この一面のお花畑。
ガンガン登って汗をかいたのでソフトクリームを食べよう。(どの小屋にも暖房中!ぜんざい!おでん!甘酒!と書いてあるし鍵がかかってる。不思議!)
持参の特製バカむすび(米1合分のデカイおにぎりね)を食べていたら、何やら立っていられないほどの風が吹いているようないないような、凍えそうな観光客の人と「これが有名な伊吹おろしですよ!」とか話していても、そろそろ自分を誤魔化せなくなってきたのでレインウエアを着こみ避難。気付いたら負けだ!今日は晴天なんだ!と一気に下山。登り3時間、下り2時間弱程度。駐車場ではおばちゃんがブラシを貸してくれたので靴の泥を落として帰路につきましたとさ。
ということで心の目で読んでくだされば幸いです。