長年愛用していたG-SHOCKが止まった。タフソーラー&電波対応で止まるはずなどないのに、ご丁寧に0時0分を指して止まっている。ちょっと調べたところ太陽電池搭載とはいえ常に発電できるわけではなないので、内部に二次電池を持っているようだ。その電池の寿命が4~5年程度なんだそう。確かに数年前にも一度こうなった気がする。(その時は日向に一日置いておいたら復活した。)10年弱持ったから万々歳か。カシオに送れば交換してくれるし(4,000円くらいするらしいが)、電池自体もネットでなら手に入るようだ。自力で交換しようかとも思ったけれど、さすがに外装部分は文字が擦り切れ、ベルトも随分傷が目立つ。名残惜しいけれど買い替え時期なのかもしれない。
で、もう一回Gショックにしようかとも思ったのだけれども、登山モデルの時計も気になる。カシオで登山というとプロトレックがあるけれど、ちょっと普段使いにはゴツすぎるし、友人が使っているのでおそろいは嫌だし。機能としては防水で標高がわかればそれでいいのだが・・・
アウトドア用の時計というとスントが有名だろう。スントの中でも登山向けはベクターだろうか。コンパス、高度、気圧、温度、ストップウォッチ、アラームと言ったところは当然標準装備。デザインも様々なカラーがあって斬新だ。他にもバリゴのリNo.46リストオンも有名。機能はほぼ同等、バリゴのほうが後発な分、多少高機能か。スントの標高表示が5m単位のところバリゴは1m単位だったりね。好日山荘に繰り出して実物を確認したらスントは一回り大きい。バリゴは外観が流線型というかスマートなイメージ。完全に好みの問題だろうけれど、スントに決めた。
スントは並行輸入品が出まわっており、サポートが期待できない分半額近くで入手できる。円高の影響がこんなトコロにも!保証が心配だけれども、スントのサポートの悪さをやたらと耳にする。使えない保証が付いていてもしょうがないのでここはひとつギャンブルで並行輸入品。せっかくのスントだけれど、アウトドアだけじゃなく普段も使うのでオールブラックモデルを選んだ。
標高測定は気圧の変化から計算しているので登山口等で基準となる標高を入力しないといけないけれど、登山時には大変嬉しい機能だ。また、画面左上に3時間ごとの気圧の変化を矢印で表示してくれる。この表示が連続で低下していたらもうすぐ雨だ。ピンポイントで現在地の気圧を測っているわけなので天気予報よりはるかに正確。これは便利。装着感はベルトがしなやかで付け心地よし。本体もG-SHOCKよりは薄いので長袖の服が引っかかったりもせずじゃまにならない。そもそも金属ベルトだった今までのG-SHOCKと違って穴いっぱいの樹脂ベルトはアウターの上からでも付けられるので冬場は嬉しい。
欠点は電波時計じゃないこと、ソーラーじゃないこと、風防がガラスじゃなくて傷がつきやすいこと、と、まさにG-SHOCKの対局。電池に関してはパッキン付きのキットを購入して自分で交換できるし、気にしなければ電気屋で電池だけ買って交換も可能という手軽さなのでよしとしよう。しばらく使ってみて電池の持ち、時計の正確さ、高度計測の誤差など様子を見たい。
私は、以前よりスントですよ。
私が教わった、インストラクターの先生がスントでしたので、いち早くスントにしましたね。