自宅で利用する電池は数年前からすべてエネループにしている。どう考えてもコスト的に元は取れなさそうだけれど、充電すれば使えるので、電池の在庫切れでリモコンが一晩使えず電池を差し替えながら凌ぐ、という惨事がないのが良い。自転車のライトや登山のヘッドランプ、非常用のラジオなどは、エネループは自然放電が少ないので数年保管したあとも使えること、使ったあとは気軽に継ぎ足し充電ができること、など非常に使い勝手が良くて気に入っている。リモコン等の電池が切れた時点でエネループに買い換える作戦で、今ではほぼすべてがエネループだ。
先日、買い増ししたくて売り場を確認したところ毎度のことながら非常に高い。単4型4本で1300円前後。毎回怯むぜ。ふと見ると先日発売になったエネループライトが売っている。単4型2本で400円ちょっと。ライトは普通のエネループに対して容量が単三型で5割、単四型で7割程度と少ない代わりに安価で、充電回数が1,500回から2,000回にアップしている点が特徴。容量が減っているので頻繁に使う自転車のライトや、容量が重要なラジカセやモーターを使うようなおもちゃには向かないだろう。
個人的には自転車やランニング時のライトにはノーマルエネループを、リモコンや時計にはエネループライトを使うようにすればいいと思う。繰り返し充電回数の多さと自己放電の少なさを活かして、季節ごとなどにこまめに交換しながら継ぎ足し充電し保管する、という使い方なら、安価なライトをたくさん買って予備を多く持ったほうが便利かもしれない。