関南アルプス(各務原アルプス)ハイキングコースの縦走に今年も出発。コースとしては各務原の伊吹の滝から権現山に入り、北山、岐阜市の権現山、桐谷坂を越えて向山や金山を次々と縦走し迫間山、迫間不動尊経由で明王山、坂祝の城山(猿啄城)まで続くコースだ。
前回は権現山から迫間不動までを歩いたので、今回は桐谷坂から猿啄城までを縦走することにした。いつもは同行者の車をゴール地点にデポしてもう一台でスタート地点に向かうのだけれども、今回はソロなのでアプローチが問題だ。自宅からスタート地点の桐谷坂までは歩ける距離なので事前にゴール地点に自転車をデポしておき、帰りに利用することにする。前日夜に自転車をデポしてから真っ暗な林道を走って戻るのがこの作戦一番の難関かもしれない。怖かった。
登り口は桐谷坂の関市側中腹と頂点部分にあり、共に繋がっている。今日は中腹部から。
紅葉は終わっているけれど、落ち葉でふかふかの登山道は実に気持ちがいい。
休憩スポットの向山展望台からは名古屋方面の展望だけでなく、これから歩く山々が一望できる。
概ね中間地点となる岩坂トンネルの真上で昼食。中電の鉄塔があり開けているので休憩に最適だ。眺めもいい。
休憩後は麓からもよく見える金山の反射板を経由して大岩見晴台へ。いつの間にか青空がのぞき始めた。
この先は歩き慣れたいつものコース、多少リラックスしながら迫間不動経由で明王山へ。ずっと見えていた電波塔についに到着。このアンテナ塔、ずっと地デジの中継局だと思っていたけれど迫間不動にある赤白のアンテナがテレビで、こっちは国土交通省のアンテナなんだそうだ。どちらにせよこの辺りでワンセグ使うと映り最高!
最後の休憩後、突然の吹雪に襲われながら猿啄城へ。この展望台からの眺めは最高だ。
ここからの下山ルートは比較的急坂なのでダメージ満載状態の今、気を抜かないよう慎重に降りゴール。
迫間不動やその麓の各務野自然遺産の森の駐車場を利用すると施錠時間との戦いになるのだけれど、こっちを起点にすれば明るい時間をフルに使える。来年は権現山から猿啄城まで、一気に完全制覇してみたい。
今日のコースは中山道と並走しており、麓には太田宿や鵜沼宿といった宿場が残されている。今でこそ中山道は国道21号線として整備され、今日のコースは車で15分か20分あれば通過できる距離だけれど、こうやって自分の足で歩いてみると当時の距離感や時間間隔が肌で感じられて楽しい。
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開始日時 | 2012/12/08 09:25:55 | 終了日時 | 2012/12/08 15:30:36 |
水平距離 | 15.19km | 沿面距離 | 16.90km |
経過時間 | 6時間04分41秒 | 移動時間 | 5時間03分21秒 |
全体平均速度 | 2.8km/h | 移動平均速度 | 3.3km/h |
最高速度 | 37.9km/h | 昇降量合計 | 1275m |
総上昇量 | 640m | 総下降量 | 635m |
最高高度 | 399m | 最低高度 | 78m |