記述式試験は下書きすべきか?

中小企業診断士の二次試験は記述式だ。事例文を読んで、○○についてどう分析するか?とか、財務諸表からこの企業の損益分岐点を求め傾向を分析せよ、とか。それぞれ20文字だったり100文字だったり200文字だったり文字数が決まっていて、枠があるから文字数オーバーは絶対ダメだし、あまり不足するのも好ましくないと言われている。

試験に限らず事例文に書いてないことを想像で答えてはいけないので多くの場合は事例文中のキーワードを抜き出し繋げることで回答するのだけれど、こういう場合手書きだと非常に辛い。下線でも引きつつ、○○だから△△になっており、□□するべきである、と抜き出していくんだけれど、どうしても後半で辻褄が合わなかったり文字数が上手く収まらなかったりすると、200文字とか消して書き直すハメになる。

受験サイトなんかを見ていると問題冊子の余白に下書きしてから解答用紙に清書する人が多いようだけど、個人的にはぶっつけ本番で書き込む派だった。間違えてもしっかり消せば見辛くならないし時間の節約にもなる、と思っていたんだけれど、下書きした場合消さなくても矢印やら注意書きで修正ができる事に気付き、最近は下書きする方向で練習している。下書きと清書で2回記入する必要があるけれど、書いたり消したりするより結局は早いかも。

下書きは文字数のカウントが肝で、長さを測って目安にしたりマス目を自分で書いたりするようだけれど、個人的にはこうだ。
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再受験組の特権で手元に実際の問題冊子があるんだけれど(見たくもない魔の冊子だ)、結構透ける。回答用紙に重ねて上から書き込めばOKだ。手書きなど昨年の試験以来封印していたのですでに右手が腱鞘炎気味なんだけど2週間ちょっと、この戦法でリベンジだ。

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