お気に入りのサイクリングコース、長良川清流自転車道。美濃市から岐阜市までを結ぶ自転車道だ。(実走レポート1、2)
このコースの先にはさらに岐阜市から木曽三川公園までの長良川自転車道がある。木曽三川公園は木曽川、長良川、揖斐川が一堂に会する下流域を含む日本最大の国立公園で、岐阜の人間からしたらもう海だ。(実は海まではちょっと距離があるけれど。)つまり海のない山国の岐阜から海まで縦断するサイクリングが可能なのだ。これは行かねばなるまい。
が、片道60kmと結構ある上、岐阜側からだと帰りが全体的に登り勾配。さらに大部分が堤防沿いのため自販機コンビニトイレ等補給路も殆ど無いので今の季節は辛すぎる。ゆえに冬までに鍛えて決行するつもりなのだけれど、我慢できず先週末に長良川自転車道の岐阜市側の入り口を偵察してきた。清流自転車道は長良川沿いの県道287号線沿い。金華山トンネル直前で側道に入り道なりに進むと起点の岐阜公園なのだけれど、そのまま長良川沿いに進むと岐阜市の観光スポット、川原町の町並みに到着。
さらにそのまま長良川左岸沿いに西に進む。長良橋、金華橋、忠節橋と橋を右手に見つつ堤防を進む。忠節橋の先からは自転車道があり快適に走れる。写真は帰路で撮影したので岐阜側を向いているけれど、河原、堤防上、堤防中段部の歩行者自転車専用道と3コースがあった。(日曜祝日は堤防上も歩行者・自転車専用。)
ちなみに長良橋から忠節橋間の右岸側は有名な高橋尚子ロード。歩行者、ランナー、自転車にインラインスケートと自由に楽しめる名スポットだ。あえてこっちを走るのもおすすめ。
長良川自転車としては忠節橋が起点。左岸の自転車道を通り、河渡橋で右岸に渡ると後はひたすら右岸沿いを進むことになる。ちょうど中間地点のこの辺りで今回は引き返した。岐阜市の区間は西に進むので鈴鹿山脈がどんどん近づいてきて大迫力だ。
帰路は再び清流自転車道で戻る。ちょっと物足りないので途中で達目洞に寄り道。鵜飼い大橋の東側を南に曲がるとすぐだ。県道77号線の高架下のエリアで自然環境保全地区に指定されている。湿原というかまさに原野で虫から小魚から貴重な植物から蛇まで次々と登場する大自然に圧倒される、各季節ごとに訪れたい場所だ。自転車装備で肌の露出が多かったので奥には入らず(怖いから)、しばらく休憩して再度帰路に。
これで入り口は確認できたので、あとは迂回路で迷ったとしても堤防沿いだからなんとかなるだろうし問題は体力だけか。ドリンクに行動食、せっかくだから一眼レフとなると荷物が重いのも心配だけれども、さてお尻はどうやって鍛えればいいのだろうか・・・