テレビ電波のブースター設置

実家の衛星放送がたまに映らなくなるから何とかせよと依頼される。どうやら一番奥の部屋のテレビがブロックノイズがすごいようだ。音声も途切れ途切れ。自室のアンテナレベルは以前と変わっていないしノイズもないので、配線が一番長いその部屋にたどり着くまでに相当減衰してるのだろう。おそらくBSアナログの頃からだったと思われるが、デジタル化して余計顕著になったのかもしれない。

定番の対策として地上波と同様に電波のブースターというものがある。電波を増幅する訳ではなく受信電波の電流を増幅するものだ。電波塔からの距離やビルの影等でアンテナに届く信号が弱い場合はあまり効果がなく、アンテナの後の配線が長いとか、テレビの台数が多くて分岐する必要がある、という際に有効なものだ。要はアンテナの後で減衰する分を補うものなので、ここを間違えると逆効果にすらなるから危ない。電波が弱い時は高感度なアンテナが必要だ。

アマゾンのレビューを参考にBS・CS用のブースターをゲット。できるだけアンテナに近い部分で増幅したほうが効果的でアンテナ直下につけることが多いんだけど、これは室内用なので一番上流と思われる部分に割り込ませた。さっそく確認。もともと電波レベルは悪くなくて、時々ガクッと下がる→数秒後に回復、というのを繰り返していたのだけれど、とりあえず安定したようだ。天気にもよるのでしばらく様子を見よう。

地上波にせよ衛星にせよ、受信状況が良くない人は家中全部悪いのか、部屋によって感度が違うのかを確かめてから電気店等で相談すると適切な対応が望めるかもしれない。

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