CCライセンスに学ぶシンボル表示

最近の食品は残留農薬やら放射能やらカロリーやら塩分やら、やたらと詳細に表示されている。夜食にせよランニングや登山の行動食にせよ、カロリー及びそのカロリーは脂質なのか炭水化物なのか等、非常に重要なのでよくにらめっこしてから買うんだけれども、結構書き方にばらつきがある。少しでも低カロリーに見せたいダイエット食品と、少しでも高カロリーに見せたい行動食とで基準の重さが違う。気をつけないとこれ一箱で500kcalもあるのか!と喜んで山に持って行ったら100gあたりのカロリーで、内容量は30gだった、みたいな悲劇が待っている。

話は変わってインターネット。先日講演を聞いたクリエイティブ・コモンズ・ライセンスだと、著作権の表示が非常に分かりやすい。こんなの。CCライセンスに基いて公開されており、二次使用時に必要なのは以下の条件(表示・継承・非営利など)です。というのがマークで一目瞭然だ。何かをクリックして確認したり、専門的な知識が必要だったりということもない。

これに限らずお店なんかでもシンボルやピクトを利用したらいいと思う。「国産」と文字で書くより日の丸マークだ。無農薬もそれっぽいマークにすれば、たとえ統一できなくてもイメージで伝わるだろう。文字よりも表示に必要な面積も少ないし、材料や生産者表示の文字に紛れて探せない、と言う事もないのではないか。試しにスーパー行って肉なんかのパッケージ見てみて。国産なのか輸入品なのか、どこの国原産なのか、店によって表示が違って結構探すのに時間がかかると思う。国旗のマークも一緒に印刷してくれれば一瞬で見分けられると思うんだけどなあ。(区別の問題で国産が良いという話ではないですよ。)

Leave a Comment