長良川鉄道の関駅でイベントがあって、その一環で車両倉庫を見学できるツアーが開催された。
今年岐阜で開催の国体推進のためのミナモ(イメージキャラ)仕様のラッピング列車の出発式だとか、車内販売とかいろいろなイベントが開催。関駅の引込線に置いた電車はカフェになってた。
中ではハンドマッサージも。運転席にも座れる。展示車両じゃなく実車の運転席だ。その気になればこのまま動く。
時間が来たので集合場所へ。車庫に案内されると早速整備中の車両が。近い!
長良川鉄道は電車ではなくディーゼル車だ。(ディーゼル発電だと思ったらエンジンで走ってた)
主流のナガラ300系、ナガラ500系共に日産製PF6HT03ディーゼルエンジンだ。295PS/2100rpm!タービンがでかい。
車両下部もかぶりつきで見放題。マフラーのサイレンサーやらエアクリーナーやら電車にはない装備が熱い!
ひとしきり説明と見学後、屋外の洗車スペースへ。乗った状態で中から見られる。
シャワーとブラシで洗車。車と違って洗車機ではなく車両が動いて洗う仕組み。特等席過ぎる。
数往復して完了。ピカピカだ。
続いて線路に出る。気分はスタンドバイミー。
何があるのかとついて行くと、ポイント切り替え体験だった。
本線は自動切り替えだけど、車庫への引込線は今でも手動だそうだ。もちろんやってみる。片手では辛いか?程度の重さだった。満喫だ。
見学終了後は関市のはもみんとぶうめらんのぶぅが登場。電車に乗り込み盛り上げるという大サービス。
のだけれど、はもみんのハサミは駅のいろいろな所に突き刺さり、
ぶぅはドアの幅が足りずみんなで押し込む。取れる取れる。
長良川鉄道は普段なかなか利用する機会がないけれど、今回のようにイベントとして利用するような機会が増えると面白そうだ。乗り慣れればニーズに繋がるだろうし。郡上に白鳥、美濃のうだつの上がる町並み、関市の本町など祭りの時だけでなく、普段から長鉄と組んだイベントを開催しても面白い。また、今は一日のフリーパスが2000円するんだが、休日とかイベント時のみでいいから1000円くらいだったらパークアンドライド感覚でニーズ多そうなんだけど。駐車場代のほうが安いようではわざわざ乗らないでしょう。1000円くらいだったら途中下車しながら終点まで往復するだけでも相当楽しいはず。なにせ駅の駐車場無料だったりする。
一回遊びで往復したことがあるけれど、あれだったら季節ごとに一回ずつ、往復して景色を楽しみたいと思った。郡上あたりから白鳥方面の車窓はもはや観光資源だ。