以前も書いたけれど、NHKでやってるTOKYO EYEという番組をいつも録画している。日本に住む外国人向けの情報番組で、例えば居酒屋のシステムだったり、旅館の泊まり方だったり、アド街的な町紹介だったり。全編英語で、日本語部分(インタビューとか)は英語に吹き替えてある。おそらく英語圏以外の人もターゲットにしているのでゆっくり話しているし、日本人と比べてリアクションが大きいので内容は大体理解できるので下手な英語教材より勉強になる。
面白いのが、ところどころで日本の風習を説明するテロップが入るんだけれど(温泉に入る時、タオルは湯船につけちゃダメよ。今日は特別よ。的なやつね)、テロップが出ることで、「えっ、それは日本だけなのか!」と気付かされることが多い点。旅館泊まって温泉入って部屋に戻ったら、鍵かけてたはずの部屋に布団が敷かれててびっくり、とか。(でもベッドメイクは海外もしてくれるでしょ?)
今回はアジア系の女性が東京観光してた。で、実際に観光してみて、Tippsを上げていく。面白かったのは「Lost?Follow the crowd」と「(ラーメン屋で)When in doubt,upper left」だ。さすが日本人、観光地でも好きかってに動かず順路を死守するし、レストランの券売機の左上は例外なく「orthodox」または「recommend」なメニューである!ということから編み出されたこの必殺技。
しかしわざわざ紹介するくらいだから、日本専用の技なのだろう。なるほど、と我々が海外でこのワザを用いた場合、悲惨な目に遭うに違いない。駅についた途端みんな一斉に散らばってくとか、マックで左上押したらバーベキューソースだった、みたいな。気を付けろ!