年末年始用に多目に本を借りてきて読みふけってた。
小説から有機栽培についてまで幅広く。
特番を見つつページをめくる至福の時。
面白かったのはトム=ソーヤの冒険。プレジデントで引用されてたので
改めて、というか初めて読んだんだけれど、これは大人ほど読むべき。
一見ただの悪ガキの物語かと思いきや、意外に奥が深い。
塀の色塗りのシーンとかね。仲間に頼んで手伝ってもらうんじゃなく、
こんな素晴らしい作業できて羨ましいだろ、という態度でいることで、
りんごあげるから俺にもやらせてくれ、的な展開に持っていく。
やりおる。
ところでこういう児童書、訳がすごく古かったりする。言葉使いだけじゃなく
ひらがなばかりで読み辛かったり。場合によっては不適切な表現続出。
昨年もロード・オブ・ザ・リングの続編(というか前編)でホビットの冒険の
映画化が決まったので原作を読んでみたんだけれど、これも言葉が古い。
「てふてふ」とか言い出しそう。なにせフロドの剣の名前がつらぬき丸だ。
(映画ではスティング)
まあそれは良いとして、ああいった名作シリーズは大人向けにも出して欲しい。
文庫とかであったら持っていたい人いるんじゃないかと思うんだけどな。
そうそうたるメンバーでしょ?赤毛のアンとかロビンフッドとか、ガリバーとか。
個人的は海底2万マイルとか、ガンバとかわうその冒険とか。
伝記もいいね。ヘレン・ケラーとか野口英世とかライト兄弟とかノーベルとか。
改めて読みたい。平成の言葉で大人向けの翻訳希望。