権現山~汾陽寺山(お供はサル、イノシシ、クマ)

数年前にルートが不鮮明で怖くなって引き返した汾陽寺山にリベンジ。
美濃市の人気の山、誕生山と天王山の隣の500m峰。
両山の間には地元周辺で桜の名所として有名な寺尾の千本桜。
ここの駐車場を利用しピストンか周回ルートで回ることも出来るけれど、
やはり麓から登りたい。(千本桜は中腹部。周回するから関係ないが)
スリックタイヤのテストも兼ねて自転車を投入。

権現山登山口までは一時間弱。7時出発だったのでまだ氷点下。
登山装備なので防寒が不十分で寒い。これ以上服持てないので我慢。
登山口はリボンが目印。この山のルートは中部電力の鉄塔の点検路を
利用させてもらってるもの。マナーよく使いたいがゴミが目立った。残念。
鉄塔No.450、449、448の順に辿ると主尾根に出られる。
それにしても登山口に横付けのこの自由さ。やめられない。
CIMG2274

今回のルートは結構不鮮明だけれど、ここから山頂まではリボンも多く、
それほど迷うこと無く90分ほどで山頂到着。
山頂直前に下山路との分岐があるので要注意。
CIMG2276

少し戻ってさっきの分岐を下山側に降りる。下りは北側斜面。
倒木だらけなのと、残雪が多くルートが見えない。
地形図では尾根沿いに降りれば良いようなので恐る恐る降りてみる。
結構な急斜面と残雪と倒木の多さで全く踏み跡が見えない。
終いには絵に描いたようなクマの足跡まで。クマかどうかは知らないけれど
サイズと爪の形がくっきり。やはりクマなのか?なんでまだ起きてんだよ。
熊鈴全開で泣きそうになる頃ようやく次のリボンを見つける、というのを
小一時間繰り返し下山。急過ぎてこのルートは登りに使いたくない。
そして最後の橋が一番怖い。ミシミシ言うよ。
CIMG2284

千本桜は結構な積雪。自販機は電源入ってなかった。
少し南下して汾陽寺山へ。登山口はここ。ポール無いと分からない。
CIMG2286

しばらく進むとこんなのが。どうやったらこうなるんだ。やはり森のクマさんか?
CIMG2288

鉄塔No.166、165と辿る。165が山頂直下。絶景かな絶景かな。
CIMG2290

麓に降りるルートのみ看板があるので下山してしまわないよう要注意。
(右下の看板ね。)ここに真っ直ぐ突っ込むとリボンがある。
CIMG2293

ここからは急激に険しくなる。雪で踏み跡も分からない。
そもそも踏み跡があるかも怪しい。が、イノシシやサルの足跡がある。
ちゃんと最短距離を進んでて野生動物凄いな、と感心しながら足跡泥棒。
獣道とは良く言ったもので、しっかり山頂着いた。
CIMG2294

山頂からは真南にまっすぐ下山するルートと、麓の汾陽寺経由のルートがある。
折角なので汾陽寺経由で。山頂を西に進む。今度はサルに道案内してもらう。
地図では尾根伝いに進むだけだけど、倒木がすごくて進めないのだ。
サルはちゃんと迂回しとるね。偉い。しばらく進むと下り始める。
ここからはもうむちゃくちゃ。ルートははっきりしてるが倒木や草木が茂って進めない。
CIMG2297

くぐったり跨いだりなぎ倒したりすること30分ほどで祠が。
CIMG2298

ここからしばらくは道が分かりやすいけど、しばらく進むと沢に出る。
もはや道も何もない。倒木は腐ってて踏むと砕けるし。
リボンと磁石頼りで進む。山頂から1時間程度でようやく汾陽寺。
立派だな、と思ったら由緒正しい模様。春日局出生の地とのこと。
CIMG2300

ここからは林道。10数分でスタート地点到着でゴール。
GPSログ。移動距離11km、時間4.5時間、ザ・里山!といったルートだった。
でも夏場は勘弁。一番下がスタート地点です。

より大きな地図で 権現山~汾陽寺山周回 を表示

Leave a Comment