勝間和代がやってきた

わかくさプラザで開催の第12回関市男女共同参画市民フォーラム、
講演会の講師が勝間和代さんだったので行ってきた。

テーマは
「実績の上がるワーク・ライフ・バランスと頓挫するワーク・ライフ・バランスの違い」
内容はそれほど目新しいこともなく一般的に言われていることだったけれど、
さすがと言うかなんというか、説明が聴きやすくてわかりやすい。
テレビで見た通りの弾丸トークで手話の人が大変そうだったが・・・
なかなかここまでメジャーな人の話も聞けないのでいい機会だった。

ワークライフバランスの改善には生産性の向上が必須と言うのは異論は
ないと思うんだけれど、その方法が女性の参画。ここでつながるのか!

日本の長時間労働ゆえ、育児との両立が難しく女性の参画が進まない。
生産性を向上させる事で労働時間を減少させ子育てとの両立を実現、
女性の参画により付加価値・生産性を高める。
(まあお客の半分は女性だからそりゃ付加価値上がるわね)
女性が、というより、異性が3割を超るとマイノリティーではなくなるので、
有効に機能する。この3割というのががとてもしっくり来た。いいこと聞いた。

質疑応答があったので質問しようと思ったがあっという間に締め切られた。
残念。生産性を上げても、その生産性で長時間働かされるのが関の山。
そこをどうやってワークライフバランスの方に割り振るよう動機付けるのか?
これが聞きたかった。

個人的には長時間労働を苦痛に思ってない人が多いのではないか、
余暇の効用が低い人が多いのではないかと思ってる。
会社でノー残業デーに「残業代減る」「やる事ない」と言う人の多かったこと。
卵が先か鶏が先かになっちゃうけれど、こっちのほうが問題な気がする。
趣味でも家族との時間でもいいけれど、何が何でも明日は仕事しない!
というモチベーションを高めておけば、必死で仕事するし、仕事上の無駄を
省く工夫し始めるでしょう。そうじゃないと昔からこうだったから、で済んじゃう。

「アメとムチ」と言う言葉があるけれど、大抵は「ムチとアメ」になってる。
苦労と努力が先。これではわざわざ取り組まない。
趣味や家族との時間(アメ)を充実させることで生産性を高める活動(ムチ)
への動機付けを行う、と言うのが正しい順序な気がするんだけれど。

今日みたいな講演会と平行して、ハイキング講座とか手作りナイフ講座、
みたいなのを充実させても良いのではないかと思った。
(関市っぽい趣味を並べてみた!)

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