春にアタックした鈴鹿セブンマウンテン、ラストは御在所岳。もう何度も登ったお気に入りの山なので気分はエキシビジョン。
お気に入りは中道で登って裏道で下り、蒼滝経由で戻ってくるルート。でもせっかくなので今回は初めての一ノ谷新道で登り、表道で下りてくるルートにした。下山時のことを考え、御在所岳の駐車場を通り過ぎた先の、少し登ったところの駐車場を利用。表道や鎌ヶ岳三ツ口谷ルート利用時に便利な位置だ。いつも混みこみのメイン駐車場と違ってこっちはガラガラ。
一ノ谷新道の登り口は中道登山口の隣り、一ノ谷小屋の脇。小屋の左側に看板もあるので迷う心配はないと思う。
このルートは一ノ谷といいつつも、谷沿いの尾根をまっすぐ登る急坂コース。御在所岳のルートの中では中級者以上向けとされている。なるほどいきなり急登が続く。ところどころマーキングが薄くなっているけれど尾根道なので迷うほどではない。
鎖場や補助ロープもたっぷり。ものすごい岩が出てきて、悪戦苦闘の末クリアしたら右側に巻き道があったり。
鈴鹿恒例のアセビ。これが出てくるとずいぶん登った気がしてくる。さらに登ると笹に変わるんだぜ?
山頂直下、ロープウェイや人の話し声なんかが聞こえ始めたころに分岐。左側が山頂、右は大黒岩。
大黒岩方面に進むと本谷ルートとの分岐。Climber Only!いつかは行ってみたいバリエーションルート。
そして大黒岩。ここは絶好の展望を楽しみつつロープウェイのお客さんと手を振り合う人気スポット。が、今日は雲の中。
初めてのアゼリアで名物御在所カレーうどん。角煮が入ってて運動後にはたまらない。追加で白ご飯がほしい!
その後まさかの山頂スルーで表道へ。下山口はロープウェイの駅から山頂に向かう途中の、アゼリアを通り過ぎたあたり。
こちらもかなりの急坂+ザレてて滑る。何か所か沢を渡渉するところもあり楽しいけれど、やはり登り向きか?
鈴鹿スカイライン近くまで下りてくると手すりや階段も出てくる。整備しすぎと言われがちだけれども、疲れているとちょっとうれしい。階段超楽ちん。
表道のハイライト、百聞滝。これはすごい!うまく撮れなかったけど、これのために表道選んでもいいかも。
その後鈴鹿スカイラインと並走したり橋をくぐったりするとほどなく終点。鎌ヶ岳の三ツ口谷登り口と同じ場所。
登り2時間、下り1時間半、手軽な割に満足度の高いルートでした。でも次は下山には使わない!