iPhone4Sの目玉機能、Siri。我がiPod touchはios5だけれどCPUが違うのでSiriは動かない。羨ましくなんかない。断じてないが、ちなみにこのiPod touchは話しかけたらどうなるのか。今更ながらやってみた。
調べたら、音声コントロール機能は既に付いていた。Siriと違って自然言語ではダメで「再生、○○（曲名）」とか「プレイ、プレイリスト、○○（プレイリスト名）」だとかコマンドは決まっている。また言語を日本語にしておくと、英語のアーティスト名や曲名などは無理やりローマ字読みで認識するらしく、Whiteberryがウィテベリーになったりする。これ、よみがなって手動でも設定できないので結構致命的。（何をどうやっても再生されないので手動で再生してから「誰の曲？」と聞いたら「うぃてべりーを再生中です」と答えおる）
まあそれはいいとしてこういう機能、ほんとうに便利なのだろうか。手でやったほうが早くないか。音声認識の未来感に洗脳されて騙されていないか。もちろん時と場合によるだろうし、Siriはもっと便利なのかもしれない。が、本当は手で操作するのが面倒くさいだけではないのだろうか。
音声認識は例えとして書いたけれど、ネットでもメールでも写真でも、他にもやり方があるはずだ。ちゃんとそれらを検討して選ばないと適材適所という考えが失われていく。選択肢が増えるのは大歓迎だ。だけど、気付いたら手動操作なんていまどき誰もしない、なんてことは避けたい。スマホが流行った結果、できないわけでもないだろうにほぼ全機種がタッチパネルだ。ボタン式の良さもあったはずなのに・・・