MTBオーバーホールに挑戦(ステアリング)

低価格ルック車に無理をさせすぎたのか、最近自転車乗ってるとギシギシときしみ音がする。ペダルを強く漕ぐと踏み込むタイミングに合わせて異音が。前の方から聞こえる気もするがよくわからない。今年頭にハブとかBBとかの回転部は自力で分解、清掃、グリスアップしたので当分大丈夫なはずなんだが・・・

で、色々確認するもイマイチ特定できず。漕ぐのに連動しているのでペダル、BB、ハンドル周り、サスペンション位しか思い当たらない。分解したことがないのはハンドル周りだ。確認のため、分解してみた。
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ルック車なのでスポーツ車のアヘッドステムではなく、シティーサイクルなどと同様のノーマルステムだ。ハンドルの高さ調整が容易なのが売りだけど、当然重い。センターの6角穴ボルトを緩めるとステムがそのまま抜ける。固着している場合はハンマーで軽く叩けば外れるだろう。
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ステムは若干サビ気味。つまるところ、こういうサビとかが異音の元だったりする。ステアリングコラムはフレームを上下のベアリングで挟みこむように固定されているので上部のロックナット、ワッシャー、ベアリングの上椀の順に外すとフリーになる。この自転車の場合ロックナットは30mmだった。
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タイヤ付けっぱなしだと安定が悪いので外しておいたほうが良かったかも。ブレーキワイヤーに気をつけて仮置きする。下側、上側共にベアリングはグリスも残っており、ゴミもかんでなさそうだ。せっかくなのでパーツクリーナーで洗浄、グリスアップして復元した。リテーナー付きなので簡単だ。タイヤが付いたままだと玉押し調整時にテコの原理で分り辛いので注意。
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ということでハンドル周りが原因では無さそうだ。となると怪しいのが自分でオーバーホールしたBB。半年ぶりに分解してみる。
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グリスはたっぷり残っているが水抜きの穴からだろうか、砂が随分入り込んでいる。ベアリングの隙間もジャリジャリだ。この辺りがカードリッジ式でないルック車の限界か。こちらも清掃、グリスアップして復元。

その後、試走してみるもやはり異音は消えず。もう考えられる可動部はサスペンションしか無いが、これは今のところやりようがないのでパス。ここか、シートポストやステムのサビで隙間が有いてギシギシいっているんだろうか。まあ走行中にどうこうなる部分は今回確認できたので、しばらく様子を見ることにしよう。

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