新サバイバル装備ファイヤースターターと自作アルコールストーブ

ディスカバリーチャンネルの番組、サバイバルゲーム(原題Man vs Wild)。元イギリス特殊部隊SAS隊員のベア・グリルス氏が過酷な環境でのサバイバル術を紹介する番組だ。主に水筒と火打石、ナイフのみで砂漠やら南極やらからの生還を目指す、ドキュメンタリータッチの解説番組だ。なぜかヘリコプターからパラシュートで危険なエリアに降下しそこから脱出するという、エクストリーム遭難者なわけで、蛇や昆虫は生で食べ、時には象の糞から絞った水分を飲んで生き延びる。紹介するだけでなく実際やってみせるところが凄い。お陰で山で蛇を見ても怯まなくなった。

そこで毎回のように活躍するのがフリントと言われる現代版火打石。落ち葉やらの火口にこの火打石であっという間に火をおこす様が番組の見所の一つだ。火打石といっても火花を出すと言うよりは、マグネシウム製の本体をナイフ等で擦って燃焼させる仕組みのようで強力なのだ。ファイヤースターターとかメタルマッチとも呼ばれる。Amazonのウイッシュリストに入れること数ヶ月、値下げ&送料無料になったのでついにゲット。
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で、なにに使うかというと、災害時の備えだけでなく、登山時のアルコールストーブ着火用。ライターは山では結構つかないことが多いから(標高と気温と風)。
早速テストしてみた。

最初は火花を飛ばすだけで一苦労だったけど、慣れてしまえば問題ない。雨にも強く、確実に着火するのでザックに常備しておこう。この動画では着火後1:50前後から本燃焼開始、最大火力到達後、キャップを被せて消火した。アルコールストーブの詳細はこちら。このサイズだと10分弱燃焼するので山でラーメンを作るのに調度良い。

キャンプにしてもバーベキューにしても、別に火打石を使う必要はないんだけれども、せっかくのアウトドアだ。敢えて制限をかけてできるだけ現代装備を使わないというのも面白い。とは言え木の棒擦って火をおこすのも何なので、火打石辺り、遊ぶには丁度良いのではないだろうか。Trust me!

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