某信用金庫の特集で様々な起業家の物語が掲載されていた。そのなかで瀬戸市にあるUbuntuというベーグルショップの方が紹介されていた。自分にとってUbuntuといえばLinuxのOSなので激しく反応し、ほぼ条件反射でクリックしたところ、パソコン一切関係なし。ところが詳細を読んでみたらなかなかすごい。瀬戸について、自然について、とても熱い思いが語られていた。「自然を目的に瀬戸に来てもらいたいんです。サイクリングで瀬戸に来て、山で遊んで自然の中で癒されて、最後にベーグルを食べて帰っていくみたいな感じで(笑)。」というくだりに激しく惹かれもはや完全なファンと化したので行ってみた。
関からは国道248号をひたすら南下。1時間強で尾張瀬戸駅着。ストリートビューで予習していったのでお店の位置は完璧なのだが、駅周辺は若干トリッキーな道と信号が多くお店を中心にぐるぐる回転しつつ、なんとか駅の駐車場に到着。お店は駅から徒歩数秒だ。お店に着くとなんと記事で見た河合さんが居るではないか(当たり前だが)。一言二言会話しつつ、いちじく・クルミのベーグルとくるみ・レーズンのベーグルを購入。国産小麦、天然酵母、自然海塩、南国糖、動物性の材料不使用でさらにフェアトレード商品を積極的に使用という、もうこれ以上やりようがないようなこだわりの一品だ。
戻って早速食べてみた。普段滅多にパン屋さんでパン買わない上に、前日にこっそりベーグルとは何かを調べたほどの初心者だけれども、とてもおいしい。パン自体の味がしっかりしていて、こんなに味のするものなのか、と驚いてあっという間に食べてしまった。もっと買えばよかった。
毎回思うんだけれど、たまにはこういう本気の気合が入ったものを食べないといけない。手軽だからコンビニで済ませがちだし、あれがいけない物かというと必ずしもそうではないとは思う(添加物とかね)。それでも時々味覚とともに甘えがちな心もリセットせねば。
食べたい人、いつでも案内いたします。
国産小麦と天然酵母のベーグル専門店 ”Ubuntu”のつぶやき
しんきん「わがまち起業家物語」